【デイリー杯2歳S】エアスピネルが一騎討ち制して重賞初∨

[ 2015年11月14日 15:56 ]

デイリー杯2歳S、直線で鋭い伸び脚を見せたエアスピネル(左)は1番人気のシュウジに圧勝

 「第50回デイリー杯2歳S」(G2、芝・1600メートル・雨・やや重)は14日、京都競馬場11Rで行われ、武豊騎手騎乗の2番人気のエアスピネル(牡2=笹田厩舎、父キングカメハメハ、母エアメサイア)が1番人気のシュウジとの一騎討ちを制して優勝した。勝ち時計は1分35秒9。

 好スタートから先行していったのはシュウジ。ノーブルマーズが2番手、デピュティスカイが3番手に続いた。その後ろをエアスピネル、エイシンギガントが争った。

 ゆったりとしたペースでレースは進み、シュウジが先行したまま3、4コーナー中間を通過。ノーブルマーズが変わらず2番手から追い、エアスピネルとクラウンドジャックがその後ろに付けた。

 直線に入ると、逃げるシュウジを外からエアスピネルが猛追。2頭は馬群から抜け出し、一騎討ちの様相となった。直線後半、エアスピネルがシュウジをかわして置き去りにし、1着でゴールした。

 シュウジは3馬身1/2差の2着。そこから1/2馬身差の3着にはノーブルマーズが入った。

 エアスピネルは初の重賞制覇。9月の新馬戦に続く通算2勝目を挙げた。

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2015年11月14日のニュース