キタサンブラック菊Ｖから一夜明け、清水久師余韻　次走は有馬視野

馬房でキタサンブラックをねぎらう清水久師

　感動と興奮の菊花賞制覇から一夜明けた２６日、キタサンブラック（牡３）を管理する清水久師があらためて喜びを語った。

　「良かったです。昨夜はおいしいお酒が飲めました。きょうも起きてから朝イチでＶＴＲを見ましたよ」と興奮冷めやらぬ表情。「２枠４番をフルに生かし、辛抱しながら、最高にうまく乗ってくれました」とレースを振り返った。

　次走に関しては登録のある香港も含め「何も決まっていません。馬の状態を見てから」としながらも「使うなら最後ぐらい」と有馬記念（１２月２７日、中山）への参戦は視野に入っているようだ。近日中に京都・宇治田原ステーブルに放牧に出される予定だ。