【秋華賞】夏の上がり馬タッチングをV指名 ローズSでの末脚再び!

[ 2015年10月13日 05:30 ]

遅れてきた良血馬タッチングスピーチを指名

 秋華賞過去10年のデータを徹底分析した結果、ローズSでクラシックホース2頭を鮮やかに切り捨てた夏の上がり馬、タッチングスピーチを指名した。

 (1)実績 アースライズはオークスで13番人気ながら4着。フラワーCも12番人気で2着に食い込み、重賞での激走が目立つ。アンドリエッテのチューリップ賞2着も立派だが、この2頭、勝ち鞍は未勝利の1勝だけ。残念ながら、G1では物足りない。

 (2)距離適性 勝ち馬10頭は全て芝1800メートル以上の3歳重賞で5着以内、それも勝ち馬と0秒5差以内の実績があった。桜花賞馬レッツゴードンキは2400メートルのオークスで10着。大敗ぶりを見ると、距離の壁を感じる。札幌2歳S(1800メートル)で3着があるが、適性が定まらない2歳時の実績では、あまりアテにできない。

 (3)勢いかG1実績か G1で互角に戦うには、やっぱり勢いかG1実績が大事。前走2着以内と好走しているか、またはG1で4着以内の好戦歴がある馬は要チェック。08年ブラックエンブレムはローズSで15着と大敗。本番は11番人気だったが、オークス4着の実力を見せて巻き返した。アパパネやメイショウマンボもローズS4着からV。共にオークス馬だった。

 (4)軽量馬は苦戦 優勝10頭中、9頭が馬体重452キロ以上だった。昨年Vのショウナンパンドラが最少440キロでの出走だったが、夏以降使われながらも馬体を減らさなかった。一方、ミッキークイーンはオークスV時は430キロ。ひと夏越した前走はプラス8キロと大幅には増えなかった。馬体キープがポイントとなる馬だけに、秋華賞当日に、440キロに届くかどうかは微妙なところ。最後にミッキークイーンが脱落した。

 結論 夏の上がり馬タッチングスピーチ。ローズSで見せた末脚は鮮やかだった1歳時、サンデーサラブレッドクラブで同世代の牝馬最高価格6000万円で募集された期待馬。遅れてきた良血が、ラスト1冠をもぎ取る!!

続きを表示

2015年10月13日のニュース