スパーキングジョイに大物感　後方から大外回し差し切った！

　【先週の新馬戦】札幌芝１８００メートルで大物感のある勝ち方をしたスパーキングジョイにＡ評価を進呈。前半５Ｆが１分４秒９の超スローペースのなか、後方から大外を回して差し切るのは並の馬ではできない。２着のザスターイズミーが内で食い下がるもそこからもうひと伸びした。大味な競馬だけでなく、父ヴィクトワールピサのように器用な立ち回りもできそうなタイプだ。

　新潟芝１８００メートルのイモタールもＡ評価。こちらも超スローペースからの瞬発力勝負で、３番手から上がり３Ｆ３２秒９の剛脚を繰り出した。能力は間違いなく高い。あとは２戦目、よどみないペースで連勝を飾れたら本物だろう。

　小倉組もメイショウスイヅキの勝ちっぷりが光った。走破時計１分９秒９は同日の２歳未勝利戦より速く、今夏の小倉新馬戦で最速だ。ゴール前は馬なりで流しており、時計もまだまだ詰められる。