【大井・JDD】プリンス王座譲らん!東京ダービー馬の意地見せる

[ 2015年7月7日 05:30 ]

 地方勢では浦和所属として25年ぶり3頭目の東京ダービー馬となった(12)ラッキープリンスが2冠を狙う。

 浦和の英雄・ラッキープリンスがG1初制覇へと突き進む。2歳時にデビュー4連勝。その後、地元の3歳重賞ニューイヤーCを制したが、実戦で集中力を欠いて大敗することもあった。それがクラシック本番に照準を合わせたかのように気性面が成長。羽田盃で3着に食い込むと、続く東京ダービーを9番人気で快勝した。

 中間はダービー2着の同厩馬パーティメーカーとともに放牧先のトレセンで緩めず調整。最終追いは4日に浦和本馬場で同馬と併せ4F54秒5~3F39秒0(強め)。集中を切らさず、きっちり併入した。「今回は体調維持を重視。デビューした頃の躍動感が戻っている。風格も出てきた。気分良く流れに乗ってくれれば」と小久保師。再び、快挙はなるか。

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2015年7月7日のニュース