大井6Rで5頭落馬 中村尚、横川怜、藤本が救急搬送

[ 2015年7月7日 05:30 ]

 6日の大井競馬6Rで5頭が落馬する事故が起こった。午後5時30分発走の3歳戦(1400メートル)12頭立て。3番手につけていた中村尚騎乗の1番人気エムサンキングが4角で故障を発生(右第三中手骨開放骨折)し、最初に落馬。後続の4頭(異常なし)がこれを避けきれず、相次いで落馬した。

 騎手は5人全員、意識はあったが中村尚、サッキーフリークの横川怜、マシロの藤本が都内の病院に救急搬送された。横川怜は左上下肢痛、中村尚は首痛など、自力で歩けなかった新人騎手の藤本は胸部痛など。なお、搬送後の詳細な診断結果は不明。クインズオプティモの楢崎は病院には行かず、右肩、肘、腰部痛で9、11、12Rの騎乗をキャンセル。横川怜も8、10Rを乗り代わり、ボクノコイビトの高野毅は異常なく8Rに騎乗した。

 南関東では12年2月27日の川崎競馬で6頭落馬、他地区では80年2月5日に園田で8頭の落馬事故が起きている。また、中央競馬では10年1月11日の中山で史上最悪となる9頭の落馬事故があった。

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2015年7月7日のニュース