【安田記念】柴田騎手も賞賛「さすがに世界一の馬」

[ 2014年6月8日 16:40 ]

第64回安田記念

(6月8日 東京競馬場)
 ドバイ・デューティフリーを圧勝し、国際レーティング1位の称号を得たジャスタウェイが、重賞4連勝でマイル王の座に就いた。

 ゴール前はグランプリボスと首の上げ下げの大接戦になったが、鼻差で勝利をもぎ取った。柴田善騎手は「最後の直線で2度、3度、道悪に脚を取られた。普通の馬なら諦めてしまうところを、最後まで頑張った。さすがに世界一の馬。乗せてもらえて光栄です」と褒め「世界一の馬に悪い成績をつけないでホッとしている」と笑顔を見せた。

 一方、約9センチ及ばなかったグランプリボスは16番人気の低評価を覆す激走。3度目の古馬G1・2着に矢作調教師は「正直、状態はあまり良くなかった。馬場も悪い中で、この頑張りを褒めてあげたい」と話した。

 また、須貝尚介調教師も「最後は祈る気持ちだった。日本で走る限りは負けられないと思っていたので、ジャスタウェイの精神力、貫禄、能力を見せてくれてホッとしているし、馬を褒めてあげたい」と語った。

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2014年6月8日のニュース