【安田記念】ジャスタウェイ 激しい競り合い制し優勝!

[ 2014年6月8日 16:08 ]

<安田記念>叩き合いを制したジャスタウェイ(奥)と2着のグランプリボス

 春の最強マイル王決定戦「第64回安田記念」(G1、芝1600メートル・小雨不良17頭)は8日、東京競馬場11Rで行われ、柴田善騎手騎乗の1番人気、ジャスタウェイ(牡5=須貝厩舎、父ハーツクライ、母シビル)が、激しい競り合いを制し優勝した。勝ち時計は1分36秒8。

 まずまずそろったスタートからミッキーアイルが先頭に立ち、その後にダノンシャーク、リアルインパクト、クラレントなどがつけ、ジャスタウェイは中団やや後方でレースを進める展開。

 4コーナーから直線に入ると、各馬横に大きく広がっての追い比べとなる。この中から、グランプリボスが一気に抜け出し押し切りを図ったが、その内から力強い伸びを見せたジャスタウェイが猛然と先頭に迫る。ゴール前では2頭がほぼ並んだ形となりそのままゴールイン。きわどい決着となったがジャスタウェイがグランプリボスを鼻差制して、ドバイDF優勝後、レーティング世界一で迎える凱旋レースを勝利で飾った。

 2着グランプリボスと3馬身差の3着にはショウナンマイティが入った。

 ▼ジャスタウェイ 5歳牡馬、父ハーツクライ、母シビル。北海道浦河町の社台コーポレーション白老ファーム生産、馬主は大和屋暁氏。戦績は19戦6勝(うち海外1戦1勝)、重賞は昨年の天皇賞・秋、今年のドバイ・デューティフリーなど5勝。獲得賞金は7億7831万7千円(うち海外3億1371万5千円)。

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2014年6月8日のニュース