【オークス】ヌーヴォレコルトが抜け出し戴冠

[ 2014年5月25日 16:00 ]

 3歳牝馬クラシックの第2弾「第75回オークス」(G1、2400メートル・曇・良)は25日、東京競馬11Rで行われ、岩田騎手騎乗の2番人気、ヌーヴォレコルト(牝3=斎藤厩舎、父ハーツクライ、母オメガスピリット)が、直線抜け出して優勝した。勝ち時計は2分25秒8。

 圧倒的1番人気に支持されたハープスターは、桜花賞と同じく最後方に位置取りした。スタートからレースは淡々と進み、1000メートルの通過が60秒7と平均かやや遅いペース。先頭を取ったのはペイシャフェリスで、それにエリーザベスト、マイネグレヴィルと人気薄の各馬が続いた。

 勝負は4コーナーから直線に入ったところに持ち込まれた。ハープスターは桜花賞の再現か、大外から一気に追い込みにかかった。先頭グループでは、中団につけていたヌーヴォレコルトが空いたコースを突いて抜け出しにかかる。最内からはバウンスシャッセが差し込んで先頭争いになっていた。

ゴール前は、ヌーヴォレコルトとバウンスシャッセが競るのを大外からハープスターが差し切れるかどうか、息詰まる熱戦が展開されたが、ヌーヴォレコルトがクビ差押さえて1着となった。2着はハープスター、そこからさらにクビ差の3着はバウンスシャッセが入った。

 ヌーヴォレコルトはチューリップ賞、桜花賞でともにハープスターの3着、2着と敗れ3戦目の対決で雪辱し、初の重賞制覇となった。

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2014年5月25日のニュース