【取手・全プロ選手権】竹内が1キロTT初制覇

[ 2014年5月20日 05:30 ]

全プロ競技大会1キロタイムトライアル初優勝の竹内

 G1「第23回寛仁親王牌」(7月18~21日=弥彦)の出場権とシード権を懸けた「第61回全日本プロ選手権自転車競技大会」が19日、取手競輪場で行われた。

 1キロタイムトライアルは竹内雄作(26=99期)が大会初優勝で、寛仁親王牌初日・理事長杯のシード権を獲得。しかし、続けて出場したチームスプリントで2位。「兄弟子(松岡篤哉)と一緒のチームスプリント優勝が最大の目標だったので残念」と、優勝の喜びより、大会3連覇を逃したチームスプリントの惜敗を悔しがった。

 スプリント決勝は12年ロンドン五輪出場の中川誠一郎(34=85期)と同種目4回の優勝実績を誇る金子貴志(38=75期)の実力者対決となり、中川が2―0で制した。「(親王牌の)理事長杯のシード権を狙ってきたので勝てて良かった」。中川は大会連覇にホッとした表情を見せた。

 ケイリンは近畿勢4人の結束で南修二(32=88期)が初優勝。「松岡さんはじめラインのおかげ。理事長杯権利は大きい」とラインの仲間に何度も感謝した。

 なお女子種目のアザレアカップは石井寛子(28)が予選から3連勝。「優勝から遠ざかっていたので勝ちたかったし勝てて良かった」と3月・名古屋以来の優勝の喜びに浸った。

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2014年5月20日のニュース