松山康師 ラストウイーク19頭出陣!

[ 2014年2月20日 05:30 ]

松山康師は自らが所有するポニーに乗る孫の海馬くんを笑顔で見つめる

 今月末で70歳定年を迎える松山康久師がラストウイークの今週、東西に大挙19頭をスタンバイしていることが分かった。3日間開催の東京に11頭。京都、小倉はともに4頭。小倉競馬場へ向かう馬運車の出発に立ち会った同師は「こうやって管理馬を送り出すのも最後だが、感傷に浸っている暇はない。26馬房で20頭近くを競馬に出すんだから」。

 23日の京都10R橿原Sに出走させるカフェシュプリーム(牡5)には今週がラスト騎乗となる上村洋行(40)を起用。「俺からのはなむけだ」と気を配った。

 定年後に向け温めてきたプランがある。アルゼンチンポニーを用いた子供向けのホースセラピーだ。既にポニー5頭を所有し、栗山牧場(茨城県)に預けている。89年、師のもとでダービーを制したウィナーズサークルの生産牧場だ。「先のことより今週に全力投球。調教師生活40年。光陰矢のごとし」と振り返った。

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2014年2月20日のニュース