【根岸S】テスタマッタ 折り合いに課題も仕上がり合格点

[ 2014年1月31日 05:30 ]

 今週の東京メーン「第28回根岸S」の木曜追い切りが30日、栗東トレセンで行われた。

 テスタマッタは難波(レースは田辺)を背に坂路単走。引っ掛かり癖を解消すべく、制御力の強いスリーリングバミを着用したが効果は薄かった。スタート直後から頭を上げて行きたがるそぶり。いっぱいに追われたが、4F54秒9~13秒9。お世辞にもいい動きとは言えなかった。難波は「力んだし、最後は止まりました」と苦笑い。ただしフォローは忘れない。

 「攻めで動くタイプじゃない。時計以上に感じてくるものはあったし、雰囲気自体は良かった」

 仕上がり自体は悪くないが、問題点が解消されなかったのも事実。村山師は「ハミを戻した方がいいのかな、と思っています」と、ハミを前走と同じリングバミに戻すことを示唆した。大目標は2年ぶりの制覇を目指す次のフェブラリーS。しかしここでメドの立つ競馬をしておきたい。「フェブラリーSに弾みがつくレースができれば…」と語った。直線の長い東京1400メートルは適条件。新コンビ田辺を背にVを狙う。

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2014年1月31日のニュース