【シンザン記念】ミッキーアイル浜中 ハナにこだわらずリズム重視

[ 2014年1月10日 05:30 ]

浜中騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、シンザン記念(12日)でミッキーアイルに騎乗する浜中騎手を直撃した。

 ――ミッキーアイルのデビュー2戦。スタートは普通に見えた。

 浜中 スタートは凄く速いというわけではない。ただ、二の脚が速いので楽に先行できる。

 ――新馬戦(2着)は強引に抑えて番手での競馬。

 初戦からスピードだけで押し切るような競馬はさせたくない。厩舎からの指示もそうだったので抑えた。

 ――結果的には抑えた分、ケンカするような形に。

 掛かってしまった。それでも最後まで勝負圏内で競馬をしたのだから素質は高いと感じた。

 ――直線で先頭に立ったが、最初はなかなか手前(軸脚)が替わらず。

 でも、そのあとは逆にコロコロと替えてしまった。初めてのレースなので幼い面が出たのは仕方ない。

 ――最後はかなり内にササった。

 抜けてからキツくササった。結局、その間に差されてしまった。

 ――2戦目(未勝利戦1着)は無理に抑えず逃げた。

 1度使われたことで行きっぷりが良くなっていた。

 ――終始楽に見えたが直線で1度ムチを入れた。

 フラフラして、またササったので一発叩いた。

 ――前走(ひいらぎ賞1着)は朝日杯FSを除外になって使ったため騎乗できなかった(ムーア騎乗)。

 でも、もちろん見ていた。抑える形でどういう競馬になるか見てみたかったが、やはり二の脚の速さでハナへ行き、押し切ってしまったという感じ。

 ――翌日の朝日杯FSより速い時計ではあったが、道中のラップはひいらぎ賞の方が遅かった。

 楽なペースだったということ。今回は人気になりそうだが、走破時計だけで楽観しないように気を引き締めて乗りたい。

 ――作戦は?

 出たなりでいいと考えている。無理に抑える気はないがハナにこだわる気もない。リズムよく走らせたい。

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2014年1月10日のニュース