【JCダート】ホッコータルマエ 無敵の安定感!文句なしの主役

[ 2013年11月26日 05:30 ]

主役はホッコータルマエ、昨年の借りを返せるか

 JCダート過去10年のデータから徹底分析した結果、安定感抜群のホッコータルマエをV指名だ。

 (1)年齢 過去10年で7歳以上馬は【0・0・2・23】。連対はなく、はっきりと苦戦傾向が出ている。復活したエスポワールシチー、2年連続2着のワンダーアキュートは近2走の成績が良く、衰えはないように見えるが、舞台は地方交流戦。中央の力勝負だと、少々厳しいか。ちなみに牝馬は3着以内に入ったことが1度もなく、メーデイアもここで脱落。

 (2)前走 勝ち馬に限ればJBCクラシック、みやこS、武蔵野Sのいずれかで3着以内に好走していることが必須条件。唯一の例外は08年カネヒキリ。武蔵野S9着から巻き返したが、この武蔵野Sは実に2年4カ月ぶりの実戦。参考外とする。また10月以降に1走もしていなかった「ぶっつけ本番」タイプの好走は皆無。連覇を狙うニホンピロアワーズは6月の帝王賞(2着)以来。JBCに間に合わなかった誤算もあり、ここで後退だ。

 (3)今年の実績 長期休養を挟んでいた08年カネヒキリを除けば、優勝した日本馬8頭はいずれも、その年に重賞2勝以上を挙げていた。前哨戦のみやこS、武蔵野Sを強い内容で勝ち上がってきたブライトライン、ベルシャザールだが、両馬共に前走がダート重賞初V。好勝負はできても、G1を勝ち切るまでは実績不足か。

 (4)外国馬 久々に参戦の米国馬パンツオンファイア。03年Vフリートストリートダンサーは重賞未勝利だったので、重賞4勝の実績は胸を張れる。ただ、米国馬が好走したのは左回りの東京で行われていた時の話。右回りの阪神では苦戦している。

 結論 減点なし、文句なしのV候補はホッコータルマエ。今年は重賞ばかり走って【6・1・1・0】。もはや無敵と言っていい勢いと安定感がある。3歳で挑戦した昨年は3着だったが、この1年の成長力は凄いのひと言。

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2013年11月26日のニュース