【天皇賞・秋】２番人気トウケイヘイロー、直線バテて１０着…

　２番人気に支持されたトウケイヘイローは正攻法の逃げ。スタート直後の２角でハナを奪い、直線残り４００メートルまで先頭をキープしたが、坂の途中で力尽き１０着に敗れた。武豊は「３角までハミをかみ、ずっと力んで走っていた。１周するコースなら途中で抜けるんだが…。馬場も乾きすぎた。昨日（土曜の不良）の馬場なら」と唇をかんだ。清水久師は「Ｇ１では楽に行かせてもらえないのは分かっていたが、想像以上に厳しいレースになってしまった。今後は馬の様子を見ながらになる」と、肩を落として競馬場を後にした。