【オールスター】後閑 涙の復活!43歳、7年ぶりG1制覇

[ 2013年9月17日 17:03 ]

優勝し賞金ボードを掲げる後閑信一

 競輪の第56回オールスター(G1)最終日は17日、東京都の京王閣競輪場で前日に台風18号の影響で順延となった決勝が行われ、43歳のベテラン後閑信一(東京)が優勝し、賞金4000万円を獲得、年末のKEIRINグランプリ出場権を手にした。後閑のG1制覇は2006年の寛仁親王牌以来7年ぶり3度目。

 新田―成田の福島勢、吉田―金子の愛知勢、藤木―村上―稲川の近畿勢、そして後閑に勝瀬が続く四分戦。打鐘から愛知勢が先行するもホームストレートで福島勢が抜け出す。ところが、番手の成田がやや遅れ、新田が単騎の形に。これを見た後閑が自力で追走、鮮やかな捲くりで、逃げる新田を捉えた。

 地元での復活V。ファンの祝福に後閑は「応援してくれた皆さまのお陰でここまでこれた。感謝しています」と涙。最後は「気力、体力の続く限り挑戦し続ける!」と宣言した。

 自転車競技のロンドン五輪代表で抜群のスピードを誇る新田は初タイトルを目指したものの、3/4車差の2着。3着には勝瀬が入った。

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