【安田記念】父子制覇だ!勢いあるダイワマッジョーレをV指名

[ 2013年5月28日 06:00 ]

今週はダイワマッジョーレが父子制覇を決める

 過去10年のデータから優勝馬を探してみると、ダイワマッジョーレが浮上した。

 (1)牡馬の争い まずは香港セン馬2頭だが…。G1勝ちの実績がなく、例年に比べても小粒な印象。勝つまでは厳しいか。牝馬もウオッカが連覇しているが、彼女はダービー馬で特別。2年前には牝馬G1・5勝で1番人気だったアパパネが6着に負けている。ヴィルシーナは牡馬相手だとちょっと苦しいか。

 (2)前走着順 過去10年の優勝馬の前走は全て6着以内。大敗からの巻き返しは難しい。マイルG1秋春連覇を狙うサダムパテックは前走7着。鞍上はダービーVの武豊だが、惜しくも脱落。

 (3)距離実績 過去10年の優勝馬のうち、3歳でキャリア5戦だった11年リアルインパクト以外は、全て芝1800メートル以上で白星を挙げていた。東京のマイルはスタミナも要求される。スプリント界の王者に君臨するロードカナロアだが、マイルは1戦未勝利で東京も初めて。データ的には買いづらい。

 (4)G1実績 過去10年の優勝馬でG1出走経験があった馬は8頭。全て連対実績があった。安定感抜群のショウナンマイティだがG1は3着最高と物足りない。G1初挑戦初Vだった馬が2頭(05年アサクサデンエン、10年ショウワモダン)いるので、G1未経験馬は残しておく。

 (5)近況重視 近4走以内に1着かG1・2着があり、かつ近2走に2桁着順がない。これも3歳リアルインパクトを除いた古馬V9頭に該当。直近4→4→6→5着のダークシャドウは前、2走前に15着大敗のカレンブラックヒルは後の条件をクリアできない。

 結論はダイワマッジョーレ。(4)で示したようにG1初挑戦なら実績は不問。前走で重賞Vの勢いに加え、東京を含めた左回りで【3200】とパーフェクト連対。父は07年Vダイワメジャー。これで決まりだ。

続きを表示

2013年5月28日のニュース