【スプリングS】マイネルホウオウ 柴田大の視線はクラシック

[ 2013年3月14日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=13日】朝から猛烈な風が吹き荒れ、調教予定を翌日にスライドする厩舎もあった。そんな中、スプリングSに出走するマイネルホウオウは、ポリトラックで力強い脚さばきを披露。ドリームリーグ(4歳500万)を2馬身追走。直線半ばで鞍上の柴田大が軽く気合をつけると、スッと反応し1馬身先着。

 動きを見届けた寺下は外へ飛び出した。だが、強風でなかなか前に進めない。鞍上が立ち去る前に、何とか間に合った。「仕掛けてから楽々と先着。競馬モードに入ってますね」と柴田大。続けて「デビュー前からモノが違うと感じていた馬。普段はボケッとしていて癒やし系だったが、新馬を勝った後から気合が入ってきた」と振り返った。

 「今回は距離がどうかですね。うまくなだめられれば。結果を出して皐月賞につなげたい」と意気込む。鞍上は昨年のコスモオオゾラに続く、クラシック参戦を狙っていた。

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2013年3月14日のニュース