【中山牝馬S】フォーリス繰り上がり 土日攻勢かける相沢軍団

[ 2013年3月8日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=7日】調教スタンドで愛馬の動きを見守っていた相沢師の表情が緩んでいく。「そうか…うちの馬は重賞に出られるのか」。フルゲート16頭の中山牝馬S。相沢厩舎のアイスフォーリスは前日の時点で賞金17位(除外対象)だったが、レディアルバローザの直前回避で滑り込み出走を果たした。「体調は前走よりも間違いなくいい。土、日曜の中山メーンはどちらも面白いぞ」(同師)と土曜メーン・アネモネSのネロディアマンテにも力が入る。

 こちらは昨夏のデビュー時から桜花賞獲りの期待が懸けられた厩舎の看板娘。レース中に首を上げて引っ掛かる悪癖も前走時に初着用したクロス鼻革(矯正用馬具)で解消した。

 「馬群を壁にして折り合えれば勝てる。そのためにも内枠が欲しい」。桜花賞出走のラストチャンスに燃える同師。ネロを狙い続けてきた梅崎も内枠なら本命に推すつもりだ。

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2013年3月8日のニュース