【有馬記念】今年も３歳！ゴールドシップ剛脚発揮し戴冠！

＜有馬記念＞最後の直線でオーシャンブルー（右）をかわしてレースを制したゴールドシップ

　暮れの大一番「第５７回有馬記念」（Ｇ１・芝２５００メートル・晴良1６頭）が２３日、中山競馬場１０Ｒで行われ、内田騎手が騎乗の１番人気、ゴールドシップ（牡３＝須貝厩舎）が後方から剛脚を発揮し、混戦のレースを制した。勝ち時計は２分３１秒９。

　２着には１０番人気のオーシャンブルー（牡４＝池江厩舎）。２番人気のルーラーシップ（牡５＝角居厩舎）は３着だった。

　レースはルーラーシップがスタートで立ち上がってしまい大きく出遅れる。ゴールドシップも一団から下げ、人気２頭が最後方の位置取りに。そんな中、先頭に立ったのはアーネストリー。これにビートブラックが追走する形で２周目へ。

　最後方からゴールドシップが動いたのは第３コーナー過ぎ。鞍上・内田騎手のＧＯサインとともに、大きく外から追い出し、最終コーナーから直線へ。鋭い末脚で前のエイシンフラッシュ、オーシャンブルーを一気に抜き去りゴール。３年連続で３歳牡馬が栄冠に輝いた。