【ステイヤーズS】10歳トリック 悲願タイトルへ最高の臨戦過程

[ 2012年12月1日 06:00 ]

 中山メーン11R・スポニチ賞ステイヤーズS(G2)は、10歳の古豪トウカイトリックに◎。このレースは6回目の出走。06年2着、11年は3着に好走した。前走のAR共和国杯(10着)は、直線で前が壁になる致命的な不利があった。野中師は「休み明けでも状態は良かったが、エンジンが掛かって伸び出したところで手綱を引っ張る不利があった。まともなら掲示板(5着以内)はあったかも」と悔やんだ。

 このレースはAR共和国杯組との相性が良く、過去10年で6勝、2着5回、3着5回の成績。03年以降は必ず1頭が馬券に絡んでいる。今年、この組から3頭が出走しているが、トウカイトリックが最先着。

 しかも、今年のメンバーのレベルは過去に出走した5回よりも一枚落ちる。師は「これだけ長距離適性のある馬はなかなかいないし、普通に走ればチャンス十分」と期待を寄せた。6回目の挑戦で、悲願のタイトル奪取を狙う。

 馬単(15)から(2)(7)(8)(10)(11)(12)

 中京メーン11R・金鯱賞(G2)は、オーシャンブルーで勝負。前走のAR共和国杯は前残りの展開の中、距離ロスのある大外から追い込んで5着。能力は重賞でも通用するところを証明した。3勝している得意な距離なら、さらに前進可能だ。

 馬単(6)から(1)(5)(7)(8)(11)(12)

 阪神メーン11R・堺Sは、末脚鋭いジョーメテオが突き抜ける。

 馬単(5)から(1)(2)(6)(13)(14)(15)

続きを表示

2012年12月1日のニュース