【ジャパンC】マウントアトス 連日の芝コース入り

[ 2012年11月24日 06:00 ]

英国馬マウントアトスは状態に自信あり

 木曜に芝コースで追い切ったマウントアトスだが、金曜朝も来日5頭中唯一、芝コースに入って意欲的な調整。ダクとキャンターを組み合わせて2周。気合乗りも上々だ。「非常にいい状態。流した程度だが、馬が仕上がっているので強い運動は必要ない」と、ヘンソン助手の表情も明るい。

 アトスとジャパンCには浅からぬ縁がある。管理するクマーニ師はアルカセットで05年に優勝。ハーツクライの英国遠征の際には受け入れ厩舎として、調教にも協力した知日派だ。そして凱旋門賞馬の父モンジューは、99年に1番人気で出走し4着。父の雪辱が懸かる舞台でもある。

 所用で来日できないクマーニ師に代わって指揮を執る長男のマシュー氏は「日本馬はどれも凄いパフォーマー」と認めた上で「われわれもチャンスをつかもうとやって来た。速いペースで末脚が生きれば」と意気込む。鞍上はスノーフェアリーでおなじみのムーア。侮れない存在だ。

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2012年11月24日のニュース