【ジャパンC】オルフェ 凱旋門賞馬ソレミアにリベンジだ!

[ 2012年11月19日 06:00 ]

 秋の東京開催も今週でフィナーレ。締めくくるのは競馬の祭典「第32回ジャパンC」(25日)。注目は何と言っても凱旋門賞1、2着馬の再戦だ。雪辱を期す日本代表オルフェーヴルは日曜朝、栗東坂路で調整。1F15秒7のゆったりとしたペースでスタートすると、軽快にラップを上げて直線へ。ラストは1F13秒3まで加速した。全体時計は4F57秒0。池江師は「フランスからの輸送で減った体は戻ったが、張りという面ではひと息」と慎重姿勢を崩さないが「動きは良かった。長い空輸も克服して、馬はよく頑張っていると思う」と愛馬をねぎらう。

 6月の宝塚記念(1着)以来のコンビ復活となる池添も自信を隠さない。1週前追いに騎乗して感触をつかんだ鞍上は「復調途上だった宝塚に比べたらいい状態。クッションの利いた背中とフォームのいい走りは、やはり別格。常に結果を求められるのでプレッシャーもあるが、この馬に乗る時はいつもワクワクしている」と胸を躍らせる。

 直線で後続を引き離しながら、ゴール直前でソレミアに差された凱旋門賞のリベンジへ。「真っすぐ走ってくれれば大丈夫」。国内14戦全ての手綱を取り、馬の癖を知り尽くした鞍上が新たな歴史の一ページを開く。

続きを表示

2012年11月19日のニュース