【マイルＣＳ】シャーク　胸張る仕上がり！坂路リズム良く

好仕上がりのダノンシャーク

　繰り上がりで出走にこぎつけたダノンシャークは１７日朝、坂路１本。４Ｆ６４秒１の軽めのキャンターで馬体をほぐした。リズムのいい走りで、いかにも調子は良さそう。大久保龍師は「具合はいいです。言うことないぐらいの仕上がり。枠もいいところですよね」と出来に胸を張った。補欠１番手で出走できるか分からない状況の中でも「緩めてはいないし、準備はしっかりしてきた」と決戦に向けて万全の態勢を整えてきた。

　ここまで重賞２着３回で惜敗続き。もうワンパンチ足りない現状だが「もっとやれてもいいだけの能力がある」とトレーナーは力を込める。前走・スワンＳ（４着）については「初めての千四でしたから。これまでに使っていればまた違ったんでしょうが…」と振り返り、悲観はしていない。今回はベストのマイル。内枠でグッと脚をタメて、直線はじけるイメージだ。「あとはいい馬場でやりたいですね」と早期の馬場回復を願っていた。