【ジャパンC1週前追い】ジェンティル圧巻の12秒2

[ 2012年11月15日 06:00 ]

追い切り後、引き揚げるドナウブルー(左)とジェンティルドンナ

 ジャパンC(25日、東京)の1週前追いが14日、栗東トレセンで行われた。3冠牝馬ジェンティルドンナ(石坂)は坂路で僚馬クレスコグランド(4歳オープン)と併せ馬。ラスト1Fから岩田が追いだすと、グイッと伸びて圧巻の4馬身先着。時計は4F54秒4~12秒2。鞍上は満足げに語った。

 「最後は苦しがってヨレたが、肩ムチしか入れていない。あれでいい。脚が軽いし、秋華賞の前より反応が良かった」

 前走・秋華賞は超スローで実質ラスト2Fの競馬だったが鼻差の激戦。だが、この動きを見る限り、反動を心配する必要はない。主戦は、さらに前向きに話した。「直線長い東京に替わって、もっと加速できる。オルフェーヴルは強いが、勝てるとしたら今回しかない。53キロは魅力だから」。立場は挑戦者だが、岩田は現役最強の座を視界に入れている。

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2012年11月15日のニュース