棄却から一夜…小島茂師、問題提起続ける

[ 2012年6月15日 06:00 ]

 10日の東京8Rの裁決における不服申し立てを棄却された小島茂之師が14日朝、美浦トレセンで報道陣にあらためて無念の思いを打ち明けた。棄却決定から一夜明け「勝った馬が強いことは認めるし、判定をひっくり返してもらうために行動を起こしたわけではない」と冷静に振り返った上で「納得いく理由を求めてきたが提示されていないのが残念」とJRA側の説明不足を強調した。今後については「まず自分が所属している調教師会がどう思っているかを聞きたい。その上で団体として声を上げるのか、個人でやっていくのか決めたい」と問題提起を続けていく構えだ。

 美浦では裁決への不満や小島茂師の姿勢を擁護する声が多かったが、一部では「ルールなので仕方ない」「裁決の問題はよくあることで、いちいち目くじらを立てても…」といった意見も聞かれた。

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2012年6月15日のニュース