【ゴールデンレース】地元・金子 底力発揮!

[ 2012年5月30日 06:00 ]

 浜松オートのG1「開場56周年記念ゴールデンレース」(優勝賞金400万円=副賞を含む)は、30日開幕。初日は全レースが予選として争われる。最終12Rの大外8枠には、地元エースの金子大輔(32)が登場する。永井大介ら豪華遠征陣を含めた強メンバーを迎え撃つべく、気迫満点の走りでリズムをつかみたい。なお、地元実力者の木村武之は私病のため欠場となった。

 金子は前々節(優出5着)、前節(優出3着)と地元一般戦を走っており、アドバンテージは大きい。前節最終日は「照ったケースを想定して回転を上げていったら、レースは曇ってしまい力がなくなっていた」と敗因を分析。「ほんの少しのコンディションの変化でエンジンが変わってしまう」と調整の難しさを訴えていたが「しっかり合わせられれば大丈夫」と慌てる様子はなかった。まずはきょう初日12Rで底力を見せつけておきたいところだ。

 一方、遠征勢の大将格である永井は地元G1黒潮杯以来の実戦で「少しレース間隔が空いてしまった」とやや不安な表情。その黒潮杯も思うように仕上げられず「とりあえずセッティングをやっていくけど、道中はパーツ交換も考えていきたい」と大幅な作業も視野に入れて臨む構えだ。

 近走タイムが優秀な中村雅、有吉、早川、松尾らも優勝を狙える存在。さらに、2節連続Vを飾っている岩崎のリズムも上々で軽視は禁物だ。

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2012年5月30日のニュース