【日本ダービー】スピルバーグ藤沢和師「内心は…」

[ 2012年5月27日 06:00 ]

 スピルバーグは開門直後の午前4時半すぎ、坂路下の角馬場に登場。厩舎の先輩ペルーサなど8頭を従えて堂々と先頭を歩き、坂路を4F64秒3で軽快に駆け上がった。

 モニターで動きを確認した藤沢和師は「いい感じできている。馬はまだ若いし、古馬になったら、もっとバリバリやるよ。注目の血統だしな」。今年の米クラシック2冠馬アイルハヴアナザーの父フラワーアリーは、スピルバーグの半兄にあたる。「同じ血を引いている2頭が、ケンタッキーダービー、日本ダービーに出るのだから大したもの。この馬も種牡馬になれればいいね」と将来を思い描いた。

 指揮官はこれまでダービーに延べ14頭を送り込み、2着2回(02年シンボリクリスエス、03年ゼンノロブロイ)と惜しくも涙をのんだ。今年はそれほど下馬評は高くないが「今回も内心は意気込んでいるよ」と内に闘志を燃やしていた。

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2012年5月27日のニュース