【京都新聞杯】カドマツ 重賞初Vへ余裕の先着

[ 2012年5月3日 06:00 ]

<京都新聞杯>併せて追い切るメイショウカドマツ(手前)

 ダービー出走に向けて賞金を加算したい素質馬が集結した「京都新聞杯」の追い切りが栗東トレセンで行われた。皐月賞8着馬メイショウカドマツはCWコースでタイキパーシヴァル(4歳1600万)と併せ馬。降雨で重い馬場だったが、6F84秒8~ラスト1F12秒5としっかり伸びて、1馬身先着を果たした。「前走は厳しい展開でもよく踏ん張った。この中間も元気いっぱい。馬場が重かったが、いい動きだったよ」と藤岡健師も満足そうな笑みを浮かべた。G1から中2週での参戦。ローテーションはハードだが、既に10戦のキャリアを誇るこの馬は幸いにして超タフネス。「前走のダメージはない」と藤岡健師は言い切る。その証拠に前走から10日後の25日には早々と坂路4F52秒6を出した。

 使いつつ強くなる“叩き上げ”タイプ。持ち前の先行力を生かしてここで重賞初制覇。勢いを得てダービーに向かいたい。

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2012年5月3日のニュース