【高松宮記念】新中京合う!サンカルロ切れ味生かす

[ 2012年3月20日 06:00 ]

<高松宮記念>新中京との相性の良さを感じるサンカルロ

 高松宮記念と言えば、惜しいところで戴冠を逸してきた実力馬が初めてG1を獲るイメージ。重賞3勝、昨年2着のサンカルロにピッタリの印象だ。大久保洋師は「1200メートルで勝ったことがないから大きなことは言えないよ。ただ、1回使って良くなっていることは確か」と慎重な言葉の中に自信を秘める。

 前走・阪急杯は外から脚を伸ばしたが3着。「長距離輸送をした上で10キロ増。少し余裕があったかな」と指揮官は振り返る。「今回は気合も乗って良くなっている。ペースが向けば面白い」と叩いての上昇に期待を懸ける。

 15日の1週前追い切りは坂路で1F11秒7を楽にマーク。騎乗した吉田豊は「手前を替えてからグッと伸びた」と手応え。新しい中京コースにも「直線が長くなって、この馬の持ち味である切れ味を生かせそう」と相性の良さを感じている。

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2012年3月20日のニュース