【スプリングS】新生モンストール「喉もう大丈夫」

[ 2012年3月14日 06:00 ]

<スプリングS>手術明けモンストールの走りに注目

 新潟2歳王者がスプリングSで待望の復帰だ。京王杯2歳S4着後、喉の手術を行ったモンストールが4カ月ぶりに復帰する。「だいぶいい時の迫力が戻った。態勢はある程度整った」と尾関師も自信を持って送り出す。

 新馬戦が楽勝。新潟2歳Sも直線で真一文字に突き抜け、後にアーリントンCを勝つジャスタウェイを寄せ付けなかった。フランス語で「怪物」の馬名通り、潜在能力はアルフレード、ディープブリランテとも互角と言っていいだろう。

 手術明けという点は気になるが、かつて同じ症状に悩んだダイワメジャーは手術明けの05年ダービー卿CTを完勝した。手順さえ踏めば、しっかりと力を出し切れる。「喉はもう大丈夫。いったん完全に緩ませたが、その分、追うごとに良くなっていく。休み明けで距離延長だが、賢い馬なので対応できるだろう」。指揮官は不安より楽しみの方が大きい様子だ。

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2012年3月14日のニュース