JRA 札幌競馬場を改築、4・7再開「福島復興祈念競馬」

[ 2012年3月6日 06:00 ]

 JRAは5日、東京・六本木事務所で関東定例記者会見を行い、札幌競馬場スタンド改築や福島競馬再開の概要などを発表した。札幌競馬場の改築は今年の開催終了後の10月から14年6月まで行われ、スタンドが年間を通して使用するパークウインズ棟と札幌競馬開催日のみ使用するスタンド棟に明確に区分されるのが特徴。一部屋上には競馬場としては初となるテラス席が設けられる。工事期間中も発売・払戻業務は行われる。

 また、4月7日から再開する第1回福島競馬は「福島復興祈念競馬」として実施し、売り上げの一部を被災地支援のために拠出。初日のメーンは「福島競馬再開記念 福島民報杯」として施行される。

 その他の報告事項は以下の通り。

 騎手に代わって騎乗依頼の受付事務を行う「騎乗依頼仲介者」の申請承認の義務化、仲介者の担当する騎手数上限を3人(外国人、地方騎手含む)+若手1人とすることなどが定められた制度を6月1日から運用する。

 東西主場の下級条件について、地元馬の優先出走を認める制度を今秋目標に導入する方針。今年もはくぼ競馬は行わない方向。

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2012年3月6日のニュース