【中日新聞杯】黒岩師、厩舎開業週いきなり重賞挑戦

[ 2012年3月2日 06:00 ]

 蛯名利弘師(50)、金成貴史師(42)、高橋文雅(39)、黒岩陽一師(30=以上美浦)、今野貞一師(34)、吉村圭司師(39=以上栗東)が1日付で厩舎を開業。黒岩師は中日新聞杯でいきなりの重賞挑戦となる。

 黒岩師は開業週から重賞(中日新聞杯=セイカアレグロ)に管理馬を送り出す。「開業早々、注目してもらえるのはありがたい。ハンデ49キロをうまく生かしたい」と上位進出を目指す。

 初めてライブで競馬を見たのがナリタブライアンのダービー(94年)とあってまだ31歳。日本獣医生命科学大で獣医師の資格を取り、トレセン近くのミホ分場でアサヒライジングなどの調整に関わるなど基礎は固めてある。「ファンも従業員もワクワクできるような厩舎をつくりたい。今までの概念にとらわれず、次は一体何をやるんだろうと思ってもらえたらうれしい」。順調ならこの先40年、厩舎を経営していく。どんなドラマをファンに提供できるか期待が集まる。

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2012年3月2日のニュース