岩田、リアル信頼「マイル前後なら相当走れる」

[ 2012年2月24日 06:00 ]

中山記念はリアルインパクトに騎乗する岩田

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「キーマンの懐へ」は、アーリントンCはダローネガ、中山記念はリアルインパクトに騎乗する岩田康誠騎手(37)に迫った。

 ――アーリントンCはダローネガ、中山記念はリアルインパクトに騎乗。

 岩田 どちらもチャンスのある馬だと思うので期待しています。

 ――リアルインパクトは3走前(毎日王冠2着)以来の騎乗。

 当然、能力があるのは分かっていたけど、凄く乗りやすい馬だったという印象が残っています。

 ――休み明けでプラス14キロでしたがもう少しで勝つかというシーンも。

 気持ち太かった分、差されたけど、さすが3歳で安田記念を勝つだけのものはあると感じました。

 ――福永騎手騎乗の前走(阪神C10着)は前が詰まり通し。

 祐一君がかわいそうになるくらいだったけど、馬からすると競馬をしないまま終わった感じなのでダメージはないと思います。

 ――中山1800メートルは?

 問題ないと思います。マイル前後なら相当走れる馬。先行力もあるから小回りコースもこなせるでしょう。

 ――ダローネガの前走(朝日杯FS5着)は後からレースを確認した?

 もちろんです。大外枠(16番)だったせいもあり、終始外を回らされていましたね。5着まで追い上げるのが精いっぱいだったのも仕方ないと感じました。

 ――前々走(デイリー杯2歳S2着)で騎乗。

 あの時は大きく出遅れてしまいました。スタートが全てだったと思います。

 ――そんな雰囲気はあった?

 ゲートに入った後も気が乗っていない感じ。まだ開かないでくれって思っている時に開いてしまって。走り方自体も幼いのに、さらに遊びながら走っている感じ。その分、前を捉え切れませんでした。

 ――それでも半馬身差。

 瞬発力は水準以上のものがありますね。高い潜在能力も感じたし、その後の成長があれば勝ち負けできると思います。

 ――心配はスタート?

 そうですね。阪神の外回りなので多少の遅れは挽回できると思うし、普通に出れば大丈夫でしょう。

 ――フェブラリーSを制した勢いで今週も?

 今週も、というか今年1年この勢いのままいきたいですね。

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2012年2月24日のニュース