【フェブラリーS】フォーチュン 悔しい出遅れ…大外から追うも2着

[ 2012年2月20日 06:00 ]

大外から追い込むシルクフォーチュン(3)は2馬身差2着に健闘

 後方から豪快に追い込んだシルクフォーチュンだったが、テスタマッタには及ばず悔しい2着。引き揚げてきた藤岡康は開口一番「惜しかった」と唇をかんだ。スタートで後手に回り、序盤は馬群から離れた最後方を追走。3角手前から徐々に押し上げ、直線で大外に持ち出して必死に前を追ったが、混戦の2着争いを制すのが精いっぱいだった。「スタートが遅く最初はスピードに乗っていかなかった」と振り返った鞍上。「道中の雰囲気も良かったし、最後までしっかり脚を使ってくれた」と健闘のパートナーを称えた。

 藤沢則師は「ゲートが良くなかったね…。せめてテスタマッタと同じ位置からなら違っていたかも」と表情に悔しさをにじませた。今後はゲート再審査を受けて放牧の予定。「次走はじっくり考えたい」としたが、G1を狙える能力は十分に証明した。

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2012年2月20日のニュース