【京都金杯】「マムシの竜」和田ほえる

[ 2012年1月4日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=3日】福永が年男なのになんで同期の和田竜二は違うのだとボヤいても始まらないが、菱田は悔しがっていた。せっかく名前に「竜」の一字もあってタイムリーなのに。「俺は来年の巳年。マムシやでマムシ!」と和田が突っ込む。そんなマムシの竜ちゃんは暮れの東京大賞典をワンダーアキュートで2着。わずか3・5センチ差でスマートファルコンをかわせず大魚を逃したばかりだが、その後はふて寝?ではなく胃腸炎で年末年始は寝込んでいた。「ショックのあまりね」。ショック性胃腸炎!?そんなの聞いたことがない。

 京都金杯のガンダーラには「追い切りが内にモタれっぱなし。内枠に入らんかな」とラチを利すコース取りを脳裏に描いている。京都のマイル戦はこれまで4勝を挙げており得意中の得意。穴党が興味を示すには最適か。なにせ、鞍上は狙った標的を外すことはないマムシだ。

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2012年1月4日のニュース