【ラジオNIKKEI杯2歳S】アダムスピーク 内から抜け出し無傷の重賞V

[ 2011年12月24日 16:00 ]

 24日の阪神11R「第28回ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」(G3、芝2000メートル・良16頭)は、ルメール騎手騎乗の4番人気、アダムスピーク(牡2=栗東・石坂厩舎、父ディープインパクト、母シンハリーズ)が、内から強烈な末脚で優勝した。勝ち時計は2分02秒4。ルメール騎手は本走初勝利、石坂調教師は04年ヴァーミリアン以来本走2勝目。

 バラッとしたスタートからサンライズマヌーがハナを奪うと、マイネルエクレウス、アダムスピーク、グランデッツァ、タガノグーフォらが好位を形成する。その直後にトリップがつけ、ゴールドシップは後方からレースを進める。

 各馬の激しい位置取りから、4コーナーを回り直線に入り、逃げたサンライズマヌーの脚が一杯になると、外からグランデッツァ、トリップが一気に襲い掛かる。その外からゴールドシップも差を詰めるも、内で脚を溜めたアダムスピークが強烈な追い込みで先団を捉え、新馬戦からの連勝で、重賞初制覇を飾った。

 1馬身半差の2着にゴールドシップ、そこからハナ差の3着にグランデッツァが入った。トリップは4着に終わった。

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2011年12月24日のニュース