バラード&キュート 友道2騎、福永で軌道に乗る

[ 2011年12月14日 06:00 ]

 来春にはまだ間に合う。デビューを待つアドマイヤバラード(牡=友道、父ハーツクライ)は半兄アドマイヤメイン(06年ダービー2着)、近親に天皇賞馬アドマイヤジュピタという良血だ。530キロ台の大型馬で、調整は遅れていたが「ようやく競馬が見えてきた」と杉村助手。「長いところ向き。心肺能力は高いのであとはボディー。緩いところに筋肉が付いてくれば」と素質は確かだ。年明けの1月5日、京都6R(芝2000メートル)の新馬戦を予定。同じく未出走の同厩アドマイヤキュート(牝、父キングカメハメハ)は半兄が現役G1馬グランプリボスという血統。「順調さで劣っているけどクラシック路線に乗っておかしくない。能力は高い」と杉村助手の評価はこちらも高い。馬体重は450キロ、デビューは来週の阪神土曜7R(芝1600メートル)。2頭共に鞍上は福永を予定。すんなり軌道に乗ってもらいたい素材だ。

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2011年12月14日のニュース