【カペラS】ケイアイガーベラ完璧“有終”V

[ 2011年12月12日 06:00 ]

<カペラS>後続に2馬身半の差をつけて優勝したケイアイガーベラ

 11日、中山で行われたダート重賞「第4回カペラS」は、2番手から抜け出したケイアイガーベラが、後続を2馬身半突き放して完勝した。大外枠だったが難なく好位置をキープ。「ゲートもうまく出てくれたし、内の馬を行かせながらイメージ通りの競馬ができた」と秋山。「手応えもよかったし、直線に向いてスッと後ろを離せたので勝てると思った」と振り返った。

 全18戦中13戦で手綱を取ってきた秋山だが、前回の重賞V(10年プロキオンS)の際は負傷休養中で岩田が騎乗。「デビュー戦の時から重賞を勝てると思っていた馬なので、何とか自分の手で勝ちたいと思っていた」と笑顔を見せた。

 レース後に平田師とオーナーサイドが協議し、このレースを最後に引退が決定。「完璧なレースで有終の美が飾れてよかった。産駒に期待したい」と師。3年にわたって活躍し続けた愛馬をねぎらっていた。

 ◆ケイアイガーベラ 父スマーティジョーンズ 母アンナステルツ(母の父ダンチヒ) 牝5歳 栗東・平田厩舎所属 馬主・(株)啓愛義肢材料販売所 生産者・北海道新冠町隆栄牧場 戦績18戦9勝 総獲得賞金2億981万5000円。

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