【ジャパンC】バリアシオン、アポロンとのVリレーだ

[ 2011年11月22日 06:00 ]

 全休日の松永昌厩舎は祝福ムードに包まれていた。エイシンアポロンで制した20日のマイルCSは厩舎初のG1勝ち。松永昌師が厩舎に顔を出すとスタッフが次々と握手を求めて喜びを分かち合った。G1からG1へ。Vリレーのバトンを託されたのがウインバリアシオンだ。菊花賞はオルフェーヴルの3冠阻止こそならなかったが走破時計は3分3秒2。例年ならタイトルを手にしているレベルだ。「普通なら勝っていてもおかしくないだろうし、生まれた年が悪かったなあってみんなに言われた」と竹邑厩務員は苦笑いする。

 その後の調整は順調そのもの。春に悩みの種となっていた両前脚の爪の具合はすっかり落ち着いている。「だから春と違って思うように稽古をやれている。どこまで通用するか楽しみ」。調整に苦労しながらでも青葉賞快勝、ダービー2着と結果を出した東京芝2400メートル。伸び伸び走れる広いこのコースで自慢の末脚がうなりを上げる。

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2011年11月22日のニュース