【札幌2歳S】グランデッツァ「とにかくいい」

[ 2011年9月29日 06:00 ]

ダートコースでインテグラルヘッド(手前)と併せて追いきったグランデッツァ

 土曜札幌メーン「第46回札幌2歳S」の追い切りが札幌競馬場で行われ、今年の桜花賞馬マルセリーナの弟グランデッツァが余裕ある動きを披露した。主戦の秋山を背にダートコースで5F73秒0~1F12秒8。残り3Fからはインテグラルヘッド(4歳1000万)と併走する形となって併入した。8馬身差で圧勝した未勝利Vから中1週とあって馬なりのままだったが、秋山は「特に気にするところはないし、順調そうでよかった。あまり手前を替えないが、きょうはスムーズに替えてくれた」と満足げに話した。

 新馬戦こそ2着に惜敗したものの、未勝利の勝ちっぷりと血統から早くもクラシック候補の呼び声も。秋山も「ダートでの調教はそんなに強烈ではないけど、芝を走らせるととにかくいい。全体的にレベルが高くて素晴らしい馬」と大きな期待を寄せている。08年Vのロジユニヴァースなど大物を輩出している同レース。今年はグランデッツァの走りに注目だ。

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2011年9月29日のニュース