【紫苑S】ピュアブリーゼ、しなやかに伸びる

[ 2011年9月8日 06:00 ]

<紫苑S>坂路で追い切るピュアブリーゼ

 オークス2着のピュアブリーゼは坂路2本の最終調整。1本目は4F63秒8。2本目は楽な手応えで同51秒0~1F12秒3で駆け上がった。しなやかな身のこなしが印象的だ。古賀慎師は「1週前に楽に好時計(坂路4F49秒2)が出ているし、きょうはいつも通りの馬なり。春は普段のしぐさなどで難しい面もあったがそれも緩和されてきた。オークス後のリフレッシュ放牧で、特に精神面でかなり成長が見られる」と穏やかな表情で切り出した。

 オークスはゴール寸前まで粘り、勝ったエリンコートと首差。ラスト1冠の秋華賞Vの資格は十分ある。フランス遠征中の柴田善に代わり、新コンビ石橋脩を迎えての秋初戦。指揮官は「競馬自体はそんなに難しい馬ではないので。父モンズーンは長距離型だけど、この馬はスピードも備えている。開幕週の中山で持ち味を生かせれば」と好発進を祈っている。

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2011年9月8日のニュース