【ＪＤＤ】グレープＧ１初Ｖ！クラーベ３冠ならず…

第13回ジャパンダートダービーで、ボレアス（右）をかわし優勝したグレープブランデー

　３歳ダート日本一を決する「第１３回ジャパンダートダービー」は１３日、東京・大井競馬場（２０００メートル・良）で行われ、１番人気のグレープブランデー（牡３＝栗東・安田隆）が優勝。勝ち時計は２分０４秒９。牝馬２２年ぶりの南関東３冠に挑んだクラーベセクレタ（牝３＝船橋・川島正）は３着に終わった。

　レースはエーシンブランが逃げる展開。グレープブランデーは好位内目の４番手につけると、クラーベセクレタはこれを見るように５番手を追走。グレープブランデーが最終コーナーで前を捕まえに動くと、直線も力強い伸びで後続の追撃を完封し、Ｇ１初制覇を飾った。

　内目をうまく立ち回ったボレアスが頭差の２着。クラーベセクレタはそこから３／４馬身差の３着で、８９年ロジータ以来の牝馬による南関東３冠はならなかった。