【日本ダービー】池江師77年ぶり快挙へ3頭出し

[ 2011年5月23日 06:00 ]

 ダービーにおける同一厩舎所属馬のワンツーは過去4回。そのうち3回はダービー8勝を誇る“大尾形”こと尾形藤吉師によるもの。44年前、やはりダービー3勝の藤本冨良師が達成して以来、記録は途絶えている。92年にフルゲートが18頭となってからはダービー複数頭出しも珍しく、3頭出し以上は藤沢和師が02年(4頭)、03年(3頭)にあるだけだ(いずれも2着が最高着順)。池江師が3頭出しで、1~3着を独占すれば、34年の尾形藤吉師(1着フレーモア―2着テーモア―3着デンコウ)以来実に77年ぶりという歴史的な大記録となる。

 <レーヴ&バラードも順調>3頭出しとなるほかの2頭も順調に調整を続けている。トーセンレーヴは連闘のプリンシパルSを勝って執念の出走。日曜朝は坂路を4F60秒0で流した。「ローテ的に速い時計は必要ない。ディープ産駒の特徴かもしれませんが、精神的にタフ。連闘の後でもガタッときてませんし、体もキープしてる」と吉村師。この日は軽めの運動のみのメニューをこなした皐月賞3着馬ダノンバラードもディープ産駒。先週に続き今週も武豊が追い切りに騎乗して本番に向かう。

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2011年5月23日のニュース