【オークス】マルセリーナ2冠へ向け威風堂々

[ 2011年5月22日 06:00 ]

<オークス>ディープ産駒マルセリーナが自慢の末脚で2冠を狙う

 午前5時に栗東トレセンを出た桜花賞馬マルセリーナ。午前11時4分に決戦の地、東京競馬場へと入った。洗い場につながれ、周囲を人が行き来しても落ち着き十分。初めての長距離輸送をこなした直後とは思えぬほどおとなしく、クラシックホースの貫禄がにじみ出ていた。

 「もともとおとなしい馬で輸送も問題ない。馬体が減った感じもなく、いい状態で臨める」と大當助手の言葉も滑らか。万全のコンディションで2冠獲りに挑めそうだ。

 最終追いの動きは凄まじかった。パートナーの古馬を4コーナーで置き去りにして、前方にいた別の併せ馬を抜き去る派手なパフォーマンス。距離不安の声には松田博師が「ベガもブエナビスタも不安視されたが、こなした」と事もなげに一蹴した。順調に2冠舞台を迎えた桜花賞馬。後は真っすぐにゴールを目指すだけだ。

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2011年5月22日のニュース