サクラバクシンオーが死ぬ…スプリンターズS連覇

[ 2011年4月30日 19:14 ]

 日本中央競馬会(JRA)は30日、1993、94年とスプリンターズステークス(G1)を2連覇したサクラバクシンオー(22歳牡馬)が同日午前に心不全のため、種牡馬として過ごしていた北海道安平町の社台スタリオンステーションで死んだと発表した。

 短距離レースの快速馬として活躍し、種牡馬としても3頭の中央G1優勝馬を輩出。昨年7月には産駒がJRA通算千勝を記録した。通算21戦11勝。獲得賞金は5億2125万3千円。

 社台スタリオンステーションの徳武英介氏は「サクラバクシンオーは、数多くのオファーがありながら、高齢ということもあり、本年は休みながらの種付けを行なっていたところでした。それでも80頭ほどの種付けをこなし、明日からも種付け業務を再開する予定でしたが、残念ながら本日11:00に心不全のため死亡しました。晩年まで一貫して安定した成績を残してくれた馬であり、ぜひとも今後、更に素晴らしい後継馬が出てくれることを期待したいと思います。これまで同馬を応援してくださった多くのファンの方々、ご支援いただいた馬主をはじめ、関係者の皆様にお礼を申し上げます。同馬の冥福を心よりお祈りいたします」とコメントを発表。

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2011年4月30日のニュース