期待の３歳牝馬また…トレンドハンターが骨折

右第１指節種子骨骨折を発症したトレンドハンター

　先月２６日のフラワーＣで重賞初制覇を飾り、先週の桜花賞ではメンバー最速の上がりで３着に入ったトレンドハンター（松田博）が右第１指節種子骨骨折を発症。１年以上の休養を要する見込みで、年内のレースを全て見送ることになった。今後は回復に専念して来年以降の復帰に備えていく。

　松田博厩舎にとっては桜花賞を前に右橈骨（とうこつ）遠位端骨折が判明して休養に入った昨年の２歳女王レーヴディソールに続く、期待の３歳牝馬を襲ったアクシデント。松田博師は「レース中にやったみたいで、きょう（１５日）の昼にエックス線を撮って判明した。オーナーの意向もあって復帰を目指す。恐らく手術することになると思う。大事な箇所だから時間がかかりそう」と無念の表情を見せていた。