競馬学校入学式 木幡の長男・初也らが第一歩

[ 2011年4月5日 06:00 ]

競馬学校入学式に出席した木幡初広(右)と長男・初也

 JRA競馬学校騎手課程第30期生の入学式が4日、千葉県白井の同校で行われた。148人の志願者の中から、狭き門を突破した木幡初広騎手(45)の長男・初也(15)、小崎憲調教師(40)の長男・綾也(15)ら7人が騎手への第一歩を踏み出した。

 初々しい表情で式典に臨んだ木幡初也は「小さい頃から馬が好きで物心がついた時には、騎手になろうと決めていた。デットーリ騎手のように世界で活躍する騎手になりたい」と力強く宣言した。息子の晴れ姿に木幡は「勧めたわけではないが、小5から乗馬をやっていて自分から入学試験を受けたいと言ってきた。プロになっても稼げるとは限らない。努力していかないと厳しい世界。3年間、一生懸命努力して立派な騎手になってほしい。一緒に乗れればいいね」と笑顔を見せた。また、小崎師は「ジョッキーになれなかった自分の夢を引き継いでほしい」とエールを送った。

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