【ユングフラウ賞】クラーベセクレタ、5馬身差圧勝

[ 2011年2月10日 06:00 ]

<ユングフラウ賞>5馬身差の圧勝を飾るクラーベセクレタ

 南関3歳牝馬重賞「第3回ユングフラウ賞」が9日、浦和で行われ、単勝1・3倍のクラーベセクレタが5馬身差の圧勝。2歳S1に続く連勝で重賞4勝目。川島正行師(63=船橋)は南関初の重賞100勝の快挙達成。2着マツリバヤシ、3着マルヒロブライティまでがS1桜花賞(3月23日、浦和1600メートル)の優先出走権を獲得した。

 2番手につけたクラーベが3角で先頭へ。4角までマツリバヤシが食い下がるが直線であっさり突き放した。最も重い別定56キロも関係なし。2歳女王の底力をあらためて見せつけた。「位置取りは気にせず馬のリズムを崩さないように。反応も良かったし余力があった」と主戦・戸崎。川島正師は90年の管理馬初出走からの通算1054勝目が区切りの重賞100勝。「1年平均5勝か。残りの調教師生活で記録を抜かれないよう、さらに上を目指したい」と気を引き締めた。

 ◆クラーベセクレタ 父ワイルドラッシュ 母シークレットルーム(母の父タイキシャトル)牝3歳 船橋・川島正行厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績8戦5勝(南関東2戦2勝)総獲得賞金3920万円。

 ▼2着マツリバヤシ(今野)ハナに行こうかとも思ったが勝ち馬マークの位置に。相手が強かった。

 ▼3着マルヒロブライティ(森)力は出せたが現段階では上位馬と力差がある。

 

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2011年2月10日のニュース