【共同通信杯】ディープサウンド精神面OKなら

[ 2011年2月9日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=8日】岡本は1番人気を裏切った馬の次走には注目するようにしている。特に大敗した馬には決定的な理由があるはずだし、人気面でも妙味が出てくるからだ。共同通信杯でこれに該当するのはディープサウンド。勢司厩舎に向かった。

 火曜朝は坂路を1本。またがった大塚助手は「感じはいいよ」と話すと、10着に終わった前走・ホープフルSに言及。「モマれ弱い面が出たもので、肉体的な限界で負けたとは思っていない」と力負けでないことを強調した。

 さらに「この馬にとって中山は難しいところがある。未勝利勝ちは中山だったけど、あの時は逃げ切りだったから」とコース替わりも歓迎した。東京での前々走・百日草特別では今回もライバルとなるナカヤマナイトを一蹴。最終追い切りで精神面での後遺症がないと判断できれば、本命候補にしようと岡本は考えた。

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2011年2月9日のニュース